進撃の巨人

【進撃の巨人】最終回ラスボスはエレン⁉エレンの死を徹底考察してみよう

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「巨人をこの世から駆逐してやる」と戦ってきた主人公エレンがラスボスだったことに多くの読者が衝撃を受けました。

このような最後になるとは誰も想像できなかったでしょう。

最終回ではミカサがエレンを殺し地鳴らしをとめるというものでした。

仲間たちと対立し、孤立して悪役になるエレンに感情が追いつかない人も多かったでしょう。

ここでエレンはどうしてラスボスにならないといけなかったのか。

エレンの死について徹底考察していきます。

・ラスボスになったエレンの目的
・エレンが悪役になった理由
・エレンの死

この3点から徹底解説していきます。

ラスボスになったエレンの目的

エレンがラスボスになった目的は仲間やパラディ島の人間を守るため、そしてパラディ島の人々を英雄にするためだったのです。

そしてこの世から巨人を一匹残らず駆逐する、巨人を消滅させること。

エレンは物語の中で「進撃の巨人」「始祖の巨人」の力を手に入れました。

「進撃の巨人」は過去と未来の継承者の記憶を受け継ぐことができました。

「始祖の巨人」は巨人やエルディア人の記憶を操ることが可能となります。

これらの能力はエレンの思想や行動選択に大きな影響を及ぼしました。

仲間を守るため、巨人を駆逐するために地鳴らしを起こし大量虐殺する必要があったのです。

エレンは自分が犠牲になる未来も含め全ての内容をみており、その未来を受け入れラスボスになったのです。

エレンが悪役になった理由

上述の通り、エレンは仲間を守るため1人悪役になったのです。

エレンは自分が世界を滅ぼしかけ、それを仲間に止めさせる・自分が殺されることでパラディ島が守られるという未来を知りました。

これは絶対に変えられない未来でエレンは覚悟を決めて自分に与えられた悪役になりきりました。

ミカサに暴言を吐き、アルミンと殴り合いの喧嘩をし、見事な悪役でした。

どうしてこんなにも冷徹な人間になってしまったのかと疑ってしまいますが、全て仲間のためだったのです。

大量虐殺をした自分を仲間たちに殺させることで、彼らを英雄として仕立て上げることこそがエレンの目的でした。

エレンの死

地鳴らしを発動したエレンは、おびただしい数の超大型巨人を従え、大量虐殺を行いはじめました。

それをミカサやアルミンたちは必死に止めようと戦います。

激しい戦いの末、最後はミカサとリヴァイの連携によってエレンの首をミカサが撥ねます。

エレンは死亡し、地鳴らしの完遂を止めることはできましたが、全人類の8割が命を落としました。

同時に巨人の力が全世界から失われることになりました。

始祖の巨人が巨人化の源であるため、始祖の巨人を失えば世界から巨人がいなくなり、巨人化していた人々は元の姿に戻ることになります。

エレンはそれを知っていて、自分の死を選びました。

エレンの願いである巨人の消滅は、エレンの命と引き換えに実現されたのです。

まとめ

物語の主人公が悪役になるという怒涛の展開を迎えた進撃の巨人。

誰もこのような終わりになるとは思わなかったでしょう。

しかし最後は仲間のためであること、島の人たちを守るために自分が犠牲になるというとても切ないストーリーでした。

仲間たちを裏切っていなかったという嬉しさもありますが、主人公のエレンが死んでしまったという悲しさもあります。

いろいろな感情で気持ちが追いつかない人も多いでしょう。

多くの人類や、今まで助け合ってきた仲間たちも数多く失ってきているためエレンのしてきたことをすんなり肯定できるというわけでもありません。

多くのファンを驚愕させた進撃の巨人は、これからもエレンの行動に対し様々な意見が飛び交うことでしょう。

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