たぐい稀な統率力で調査兵団を指揮してきた調査兵団13代団長エルヴィン・スミス。
彼は戦況を見る分析力・瞬時に的確な判断を下す決断力、不屈な精神力を兼ね備えており圧倒的な司令塔でした。
そんなエルヴィンが死ぬとは誰も思わなかったでしょう。
巨人の真相を最後まで生きて追い続けて欲しいと、多くのファンは願ったのではないでしょうか。
エルヴィンの死後14代団長になったのはハンジ・ゾエでした。
ハンジはずっとエルヴィンを呼び捨てで読んでいます。
2人の関係性は詳しく書かれてはいませんが、どういった仲だったのか気になるところです。
ここではエルヴィンの最後とハンジとの関係性を徹底考察していきます。
エルヴィン瀕死の状態
エルヴィンかアルミンか
エルヴィン最後の言葉
14代団長ハンジ・ゾエ
エルヴィン瀕死の状態
ウォール・マリア最終奪還作戦において、獣の巨人が投石を行い壁外と壁内を繋ぐ通路を塞ぎ、逃げ道を奪われてしまいます。
壁伝いには獣の巨人が率いる小型巨人たちが取り囲んでおり、逃げることができません。
獣の巨人の投石は石を粉砕して、広範囲に広がる爆弾のような攻撃で調査兵団たちを壊滅させてしまいます。
これにはリヴァイも「大敗北だ」ともらしています。
獣の巨人をリヴァイに託し、エルヴィンは新兵を率いて囮となり投石により瀕死の状態におちいりました。
エルヴィンまでもが囮にならないでいいのではないか、生きていてほしいと多くの方が願ったのではないでしょうか。
瀕死の状態になるとは誰もが思ってもいなかったでしょう。
エルヴィンかアルミンか
同じくしてアルミンもベルトルトの超大型巨人との戦闘で瀕死の状態になってしまいます。
巨人化薬は一本しかなくエルヴィンに打つのか、アルミンに打つのかリヴァイに託されます。
リヴァイは考えた結果、人類を生き残らせる可能性が高いエルヴィンに決めますが、注射を拒否するようなタイミングで腕を上げ途切れ途切れの言葉がエルヴィンの最後の言葉になったのです。
最終的にアルミンに巨人化薬が打たれ、エルヴィンが死にアルミンが生きたということになります。
リヴァイは究極の決断を迫られアルミンを選びました。
しかしリヴァイはエルヴィンに死んで欲しくないとも思っていて、また多くのファンもエルヴィンに巨人化薬が打たれると思ったことでしょう。
今まで統率してきた圧倒的なリーダーがいなくなるとは、絶望でしかなく観ている側も大きな喪失感でいっぱいでした。
エルヴィン最後の言葉
エルヴィンの最後の言葉が質問のような内容になっています。
途切れている言葉を繋げて質問にするとなれば、「先生、壁の外に人類がいないってどうやって調べたんですか?」「記録に一切ないってどうやって調べたんですか」などさまざまな内容が考察されています。
エルヴィンの最後の言葉が何が正解かは明かされていませんが、幼き頃の夢をみているエルヴィンは戦いのことを忘れて純粋に巨人のことを考えている少年であったでしょう。
そんなエルヴィンをそっとしておきたくアルミンに巨人化薬を打ったのではないかとも考えられます。
14代団長ハンジ・ゾエ
エルヴィンの死後団長となったのがハンジ。
エルヴィンが団長だったときハンジは分隊長でした。
2人の関係性がみえないところもありますが、とても信頼しているのではないかとも感じられるシーンも多々あります。
同期という関係性でもないように感じるため、エルヴィンにとって年齢関係なく長年一緒に戦ってきた戦友と呼ぶべき存在だったのではないでしょうか。
そのためハンジもエルヴィンを名前で呼んでおりそれが許される関係性だったのではないだろうか。
まとめ
エルヴィンの死は多くのファンに衝撃を与えました。
司令塔がいなくなると想像できた人は多くなかったのではないでしょうか。
そしてリヴァイも最後はアルミンを選ぶというのも更に驚かされました。
きっと楽にさせてあげたいと思っての行動であったがエルヴィンを生き返らせてほしいと願うファンもきっと多かったのではないでしょうか。
次の団長のハンジもエルヴィンに代わって司令塔として活躍しています。
責任からか今までの少しゆるかったキャラクターが凛々しく頼もしくなったハンジにとてもかっこよさを感じられます。
さまざまな想いや葛藤で命が繋がれていくということも進撃の巨人の見どころではないだろうか。
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