「進撃の巨人を読み切ったけどまだよくわからない謎、伏線がある」
進撃の巨人は漫画にて最終回を迎え、数々の伏線が回収されましたが、原作にてまだ十分説明されてない部分もあります。
現状、次回作やスピンオフ作品などの予定もないため、答え合わせはできませんが、原作中の情報を元にいろいろと考察することで、より作品を楽しめるかと思います。
そこで本記事では、最終回後も回収されていない進撃の巨人の謎をまとめて紹介していきます。
※ネタバレを含みますので最終回まで読んでない方はご注意ください。
目次
【進撃の巨人】未回収の伏線・残る謎
光るムカデ
光るムカデは巨人を生み出した根本的な原因とされており、作中では「神」、「全ての有機生物の起源」、「大地の悪魔」など、様々な名称にて呼ばれてました。
この光るムカデが1820年前にユミル・フリッツと接触し、彼女が巨人化するわけですが、なぜ彼女を選んだのか？、巨人化する仕組みはどのようなものか？など、その正体に疑問が残ります。
また、最終回にてエレンやユミルと共に消滅したかに見えますが、過去にユミルが巨人の力を得た巨大樹のようなものが再び登場し、物語が終わっていることから、光るムカデは消滅していない可能性もあります。
ミカサの血筋
ミカサの血筋は東洋人とアッカーマン一族の混血とされています。
その東洋人としての血筋も、ヒィルズ国における将軍家の末裔であることが判明しました。
しかし、その両方とも詳しい説明はされないまま最終回を迎えてしまい、詳細はわかりません。
例えば、ヒィルズ国とエルディア帝国との関係、アッカーマン一族がなぜ巨人科学の副産物で特殊な能力を持っているかなど。
東洋人とアッカーマンの両方の血を引いている唯一の存在だからこそ、ミカサは作中にて重要な役割を担った、とも考えられます。
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ヨロイブラウン
ヨロイブラウンはエレンがレイス家の地下に監禁・拘束された場面において、地下が崩落する中、硬質化で危機を脱するためにエレンが飲んだ瓶のこと。
なぜあの場面で都合よく瓶が置かれているか疑問ですし、そもそもレイス家がそうした瓶を持っているのかが不明です。
おそらくあの瓶の中には、「鎧の巨人」の脊髄液が入っていると思われますが、パラディ島では「鎧の巨人」を保有しておらず、どういった手段、タイミングで脊髄液を入手したのかが問題となります。
エレンの笑い
エレンがサシャの死亡を、最後の言葉「肉」と共に聞いた時、笑っているかのような表情を見せ、どういう心情なのか様々な憶測を呼んだシーンです。
仲間の死亡を笑っているかのような表情は、ジャンやコニーの不信感を招くことともなりました。
一方で、嘆き悲しむ表情をしたコマもあるため、サシャの死を喜んでいるとは言えないでしょう。
おそらく、サシャの死亡を避けることができなかったことに対する無力感のほうが強いと考えられます。
ブラウス家と南方マーレ
ガビがブラウス家と接触していた時、サシャの父の話しぶりが南方マーレの訛り？と気づくシーンがあります。
ブラウス家が本当に南方マーレ出身なのか、その真偽は定かではありません。
仮にそうだとして、なぜわざわざそのような設定としたのか、どのタイミングで南方マーレからパラディ島に移り住んだのか、などが疑問に残ります。
また、南方マーレ出身であることが、ガビに対してどのような影響を与えたか、についても考察の余地があると思います。
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エレン暴走時の人影
巨人化したエレンが第12話にて理性を失って暴走し、ミカサを襲うシーンにて、背後にあるビルに2人の人影らしきものが映っています。
これはエレンとジーンが過去を旅している際に映り込んだものでは？と話題となりました。
そうだとすると、巨人化したエレンが暴走したシーンもより意味を持ちそうな感も出てきます。
エレンが上空から見た記憶
エレンがガビに撃たれて、記憶がフラッシュバックしたかのようなシーンがあり、その中に上空からファルコを見た断片があります。
おそらく、ファルコが上空にいる鳥を手を上げながら見ていたシーンだと思いますが、そうだとすると、エレンが鳥となってファルコを見下ろしていたことになります。
鳥はこのシーン以外でも、アルミンがアニと一緒に船にいる時、最終回でミカサがエレンの墓にいる時などにも出現。
そのため、誰よりも自由を求めていたエレンが鳥となって生きていることの暗示とも取れます。
ただ、巨人でもない鳥にどうやってなったのか、鳥の記憶を覗けるのか、といった疑問は残ります。
まとめ
今回は「進撃の巨人」において最終回後も未回収の伏線、残る謎について紹介させていただきました。
こうした考察ポイントを頭に入れるだけでも、作品をより楽しめますし、最終回後も本作の世界観に浸ることができるはずです。
「進撃の巨人」を一通り読んだが、まだもやもやするという人は本記事の内容もぜひ参考としてください。
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